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名古屋ねこ革命

猫の路上死ゼロを目指して!

求む、600人のサポーター!

令和5年度、名古屋市内で

猫の路上死 3,442頭、
殺処分の172倍

 

名古屋市では、令和5年度の1年間に、交通事故などで路上死した猫の数が3,442頭にのぼりました。これは、飼育不可能として殺処分された猫の数(同年度は20頭。収容中死亡を除く)の、実に172倍です。

何とかして、この悲惨な現実を変える方法はないのでしょうか?

実は、効果的で、とても身近な方法があるのです!

 

名古屋市では、10年前と比較して、のら猫の不妊手術数が10倍以上に増加しました。これは、市が助成を行った成果です。また、これに伴い、猫の路上死が半分以下に減少しています。


不妊手術が、命を救う

スクリーンショット 2025-01-09 115641.png

 

この結果を受け、私たちは、名古屋市内の全のら猫に不妊手術を施すことで、猫の路上死をゼロにしたい!と考えました。


なぜ、不妊手術は路上死を減らすのか?

本来、猫は平均して半径50mという、狭い縄張りの中で生きる動物です。そのため、通常、エサと水が十分にあれば、交通量の多い道路をわざわざ横断することはありません。

その状況が、発情期になると一変します。

発情したメス猫が出すフェロモンに引き寄せられ、興奮したオス猫たちが縄張り争いやケンカを始めます。

 

そして、オス猫は縄張りを越えてメス猫を追いかけ、メス猫も、普段は行かない場所に逃げ込むため、多くの猫が道路に飛び出し、車にひかれる危険が一気に高まるのです。

しかし、不妊手術を受ければ、猫は発情しなくなり、路上死のリスクは格段に減少します。

また、猫同士のケンカで負った傷から感染症を起こし、今までなら亡くなっていたような猫の命も救うことができます。


不妊手術は猫にも人にも優しい

 

猫は不妊手術を受けると、尿の匂いが薄まることに加え、発情期特有の鳴き声も出さなくなります。さかりの時期に安眠を妨害されなくなり、迷惑度の体感は、ぐっと軽くなるでしょう。

それに、猫は大変繁殖力の強い動物です。通常、1年で8~18頭の子猫を産むため、一組のつがいが、2年後には80頭、3年後には2000頭に増えると言われています。(環境省「もっと飼いたい?」より)

不妊手術をすれば、今までこのペースで増えていた猫が、増えなくなるのです!

 

私たちは、名古屋市内のすべての「のら猫」に不妊手術を施し、猫の「路上死ゼロ」を実現させたいと考えています。

しかし、この実現には、年間約1万頭の不妊手術を、3年間にわたって継続する必要があると推計されます。

他方、名古屋市が提供する不妊手術の助成は、予算の制約もあり、年間約4,000頭。残る6,000頭分の不妊手術は、私たち民間が担わなければなりません。しかも……、


「名古屋ねこ革命」の目標
3年間で3万頭の猫に
不妊手術を!


「言うは易く、行うは難し」

 

のら猫に不妊手術を施すには、以下の一連のプロセスが必要です。

  1. 猫の捕獲

  2. 病院の予約(予定どおり捕獲できるかどうかは事前にわからないため、予約は調整が必要)

  3. 手術前日の体調管理(猫を絶食させる)

  4. 当日、病院へ移送し、手術

  5. 術後、問題がなければ猫を連れ帰り、エサを与えつつ体調を確認(もしも体調に問題があれば、数日間様子を見る)

  6. 体調が安定したら、猫を元の場所に戻す

これを1万8千頭に対して行うには、手術費用に加え、以下の多岐にわたる資源が必要です。

  • 猫の捕獲や、猫の世話をするための人手

  • 猫を運搬する車両や燃料費

  • 術前・術後のケアに必要な施設およびその賃料や光熱費

  • 猫のケージ・トイレ・エサ・ペットシーツなどの購入費

  • その他、通信費・事務費・雑費など

これらをまかなうために必要な資金は、ざっと見積もっても6億円以上。これを、花の木シェルターだけでまかなうことは、到底不可能です。そこで、私たちは、色々悩んだ末、

月額3万円のご支援を3年間継続

していただけるサポーター様を、600人、募ることにしました。

求む、600人のサポーター!


さらに、難題が…

しかし、私たちが悩んだのは、資金問題だけではありません。猫は繁殖力が強いため、中途半端な規模で不妊手術を行った場合、残った個体が繁殖を続け、元に戻ってしまう可能性があります。

​​

過激な表現ですが、のら猫を一網打尽にし、一気に不妊化を実現しなければ、費やした資金や時間、そして多くの人々の労力が無駄になりかねません。

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そのため、私たちは何度も議論を重ね、以下の結論に達しました。それは、

サポーター数が600人に達してから、お支払いを開始していただき、プロジェクトを始動する

というものです。そして、この方針に基づき、2025年1月16日より、当プロジェクトのサポーター募集を開始します。

上記のとおり、サポーター様に実際のお支払いをお願いするのは、将来、サポーター数が600人に達してからとなります。(但し【ご本人様確認のためのクレジットカードによるご寄付】を除きます。)


この結論への賛否両論や疑問

 

この結論に賛否両論があることは承知しています。私たちも、これがベストだと自信を持てているわけではありません。

それでも、最終的に、月額3万円のご支援を3年間継続してくださる600人のサポーター様を募る形を選んだのは、以下の理由からです。

●皆さまへの信頼
私たちは、のら猫の現状と未来について真剣に考え、行動してくださる方が、少なくとも600人はおられると信じています。

●再現性の高さ
このプロジェクトが成功した暁には、他の地域でも実施を目指すことになります。その際、600人という目標人数は、現実的で再現可能性が高いと考えました。


もう一つの大切な理由

 

そして、実は、私たちが今、このプロジェクトに取り組まざるを得ない、もう一つ別の理由があります。

それは、愛知(だけでなく、おそらく日本中)の多くの保護猫団体が、収容能力の限界に達しており、「二次崩壊」を起こす寸前、という現状です。

保護猫活動に携わる人であれば、ほとんどが、こう感じているはずです。

 

のら猫を保護し、里親を探して譲渡を繰り返しても、新しい猫が次々に現れる。

 

保護猫の数は増える一方で、減る気配がない。しかも、外で過酷な生活をしているのら猫の数も、一向に減らない。

 

まずは不妊手術を進めて、これ以上の猫の増加を防ぐ必要があるのは分かっている。でも、十分な数の手術をすることができない。

 

【名古屋ねこ革命】プロジェクトは、猫の路上死を大幅に削減するだけでなく、新たに生まれる猫の数を、ほぼゼロに抑えることができます。そのため、保護猫団体が直面する「二次崩壊」を防ぐ一助となると考えています。


日本初の快挙を名古屋で!

この挑戦が成功すれば、名古屋は日本で初めて、人口200万人超の大都市で、猫の路上死を克服した街になります。

そして、名古屋のモデルは日本中へと広がり、「猫の路上死ゼロ」という、新たなスタンダードを確立することになるでしょう。

この理念に共鳴し、ねこ革命を共に推進してくださるサポーター、600人を募ります。

名古屋ねこ革命

猫の路上死ゼロを目指して!

求む、600人のサポーター!

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