54頭を多頭飼育崩壊から救出

更新日:2021年2月7日

2020年12月30日(水)


今日は、北名古屋市で発生した35頭の多頭飼育崩壊のお宅を花の木シェルターが救援することになったので、そのことを書かせていただきます。


花の木シェルターは、原則として名古屋市内を活動範囲としていますが、

  • 今回のケースに対応する動物愛護団体が北名古屋市内になく、飼い主から花の木シェルターに相談があったこと

  • 北名古屋市を管轄とする愛知県動物愛護センター尾張支所は収容能力が少なく、もしも飼い主が諦めてセンターに猫を持ち込んだ場合、殺処分されてしまう可能性が高いこと

  • 同時期に名古屋市内でも19頭の多頭飼育が発覚しており、不妊手術等合わせて実施すれば、多少負荷が減らせそうなこと

などから、合計54頭(!)の猫のレスキューと不妊手術を、年末年始に一気に進めることになりました。


多頭飼育崩壊とは

 

花の木シェルターのサイトをご覧いただいている方ならすでにご存じかと思いますが、「多頭飼育崩壊」とは、一般的に、最初の「数匹」に適切な避妊・去勢手術を施さなかったばかりに、あっという間にペットが増えてしまい、飼い主が適正に飼育できる数を超えた結果、経済的にも破綻し、ペットが飼育できなくなる状況を言います。


多くの場合、不衛生な環境で十分な餌や水も与えられずに多数のペットが飼育されており、飼い主にもペットにも病気やストレス等の支障が出ます。また、悪臭や鳴き声などによって周辺の生活環境も損ねるため、「多頭飼育崩壊」は近年、大きな社会問題となっています。


多頭飼育崩壊の現場は・・・

12月28日・29日の両日、花の木シェルタースタッフとボランティアの方々が、猫の捕獲および飼育場所の清掃のため、北名古屋の現場に入りました。そこには親子3人も暮らしておられるのですが、外観からの想像を超えて中は荒れ果てており、強烈な異臭が・・・。



また、中に入ると、突然の侵入者を警戒し、睨みつける猫たちの姿。↓

ケージに入っていない猫は狂暴で、飼い主もケージに入れられなかったものが多いため、飛びかかられないように注意が必要です。


ケージに入った猫もいますが、ケージにはトイレシートも敷かれておらず、一段ケージに3匹もの猫が入っていたりして、猫自体も強烈な悪臭を放っています。


スタッフとボランティアさんの努力で・・・

まずはケージに入っている猫を室外に出し、それから室内の清掃にかかります。


悪戦苦闘すること2日、なんとかここまでキレイになりました。↓