top of page

ボランティアって?デジタルボランティア編

Fさんの場合

2022年3月19日


花の木シェルターの活動は多くの支援者様に支えられています。その二本柱のうちの一つは金銭的・物質的な支援をお寄せくださる「寄付者」の方々であり、他方は《時間》を提供してくださる「ボランティア」の方々です。


「ボランティア」という言葉は「ボランティア元年」と呼ばれた阪神・淡路大震災(1995年)以降、災害のたびに大きく取り上げられるので、「ボランティアをする人」が増えたような錯覚に陥りがちですが、実際のところ、日本人のボランティア参加率は1980年代以降、ほとんど増えていません。


ボランティアを始めるきっかけ


つまり、今も昔もボランティア参加のハードルは高く、生まれて初めてボランティアを始めるには何かしらの「きっかけ」と、ある程度の勇気が必要なのだと思います。


そこで今回は、現ボランティアの方がボランティアを始められたきっかけや、なぜ、花の木シェルターをボランティア先として選ばれたのかを語っていただくことにしました。


第一回は、デジタルボランティアFさんの経験談です。Fさんは、花の木シェルター初のデジタルボランティアさんで、昨年7月から、名古屋市の猫の殺処分数のヒアリングや、公式サイトのトップページ更新、猫の個別紹介ページの制作などを担当してくださっています。



花の木シェルターを知ったきっかけ


私、Fが花の木シェルターを知ったきっかけは、「ザ・ノンフィクション」という、長年欠かさず見ている大好きな番組でした。その2021年6月27日の放映回のタイトルが、『はぐれ者とはぐれ猫 ~小さな命を救う男の闘い~』。


ナント、●猫、●保護活動、●風変わりな代表、という興味深いテーマが三拍子揃っていたため、ワクワクして視聴したところ、内容は期待通りの【神回】!!! 見終わった直後にネットで検索し、花の木シェルターのサイトを見つけました。


ところが場所は「名古屋」。私の住まいからは程遠く、『直接シェルターへは行けないな・・・』と諦めかけたところ、「デジタルボランティア募集」の文字を発見し、思わず応募する事にしました。そこからはスムーズにお話しが進み、サイトの更新を週一程度でお手伝いさせて頂く事となったのです。


なぜ、花の木シェルターを選んだのか?


ここで、数ある保護猫団体の中で、なぜ私が花の木シェルターのボランティアに申し込んだのかをお話ししたいと思います。


保護猫団体への悪印象


実は、私の保護猫団体へのイメージはあまり良いものではありませんでした。


と申しますのが、私の実家では、両親が飼っていた2匹の猫が共に20歳近くで亡くなった後、個人の方が保護した子猫を直接、譲渡してもらったのですが、残念なことにその子は猫白血病のキャリアで(譲渡後に判明しました)、毎月一回のステロイド投与も空しく、1歳半で虹の橋をわたってしまいました。


しかし、時間が経ち心のキズも少しずつ癒えてくると、子猫と生活することで生き生きと楽しそうにしていた両親を思い出し、やはり動物と生活することは精神的にもとても良いものだと実感したため、あらためて猫を迎えることにしました。


もとよりペットショップから猫を迎えるという選択肢が頭になかった私は、地元の保護団体へ問い合わせたり、譲渡会へ足を運んだりしたところ、そこで初めて保護猫団体の活動を目の当たりにしたのです。そして実感したことは・・・。


なぜ、こんなにも難しいのか?


まず、譲渡の条件がかなり厳しいということ。両親の年齢ではもちろん不可ですし、姉夫婦のような若い人でも共働きだとなかなか譲渡してもらうことが出来ません。また、一匹だけ譲り受けることの難しさ(兄弟揃っての譲渡が多い)、そして、保護猫団体の方々のピリピリしたムード(SNS上などで、捨てた方もしくは団体に持ち込んだ方を強い言葉で批判、等)でした。


これでは保護猫を迎えたいのにあまりにもハードルが高く(虐待、飼育放棄等を防ぐために厳しくされる気持ちもわかりますが)、保護されるべき猫は沢山いるのになぜ保護できないのか?こんなに難しいのだったらペットショップで購入した方が良いのでは?といった本末転倒な考えすら頭をよぎり、結局、両親が猫と暮らす事を諦めました。


これが、私が保護猫団体にあまり良くないイメージを持った経緯です。(たまたま私が接したところがそうだっただけで、全ての団体が同じというわけではないとは思います。)


変わった保護猫団体への印象


そんな私のイメージを大きく変えたのが、花の木シェルターでした。

根本にある「のら猫ゼロ」に対する取り組みがまず分かり易く、多頭飼育崩壊の現場や、シェルターへ事情があって保護してほしい猫を連れてきた方への厳しいだけではない対応、猫を飼いたいシニア世代の方への責任を持った譲渡、きっぱりと金銭で解決されているところ(それでも完全に赤字でしょうが)など、全てが、私が理想としていた活動でした。そして何より、代表の阪田さんが明るく保護活動をされている姿がとても印象的でした。


現在、行っている活動


その様なわけで、今、デジタルボランティアとして花の木シェルターへ関わらせていただいているのですが、本業の仕事もWEBサイトの制作や更新なので、ルーティンワークの一部として楽しんでやっております。たとえば、公式サイトで里親募集中の猫をピックアップしておススメしたりするのですが、自分がおススメした猫の譲渡が決定すると、『かわいいあの子がずっとのお家へ!』と、喜びとやりがいを感じます。


また、名古屋市の猫の殺処分データをサイトに掲載するため、必要な情報を動物愛護センターへ電話をして確認するという業務もあるのですが、はじめは殺処分等を行っているところへ電話するという事や、数を聞くのが怖いという気持ちでかなり緊張しました。ですが、愛護センターの方がとてもやさしくイメージがガラリと変わりました。

そんなこともあり、気が緩んだのか、先日は「花の木センター(正しくはシェルター)の○○です」と名乗っていたようで、『怪しい?!』と愛護センターの方々をざわつかせてしまい、ご迷惑をお掛けしました。(笑)


実は先日、名古屋市愛護センターから阪田代表に、『花の木シェルターを名乗って猫の殺処分数を聞いてくる人がいるが、電話番号が名古屋市内でなくかなり遠方だし、名乗り方も変なので、怪しいのではないか?』という問合せのお電話が入りました。(笑) それはデジタルボランティアさんであることをお伝えしてご理解いただきましたが、愛護センターでは、そんなにも遠方の方が花の木シェルターの仕事をしてくださっていることが想定外だったようです。ただ、ひょっとすると今後は国内のみならず、海外からでもお手伝いいただける時代になるかもしれませんね。


ボランティアを迷っておられる方へ


このように、私は遠くから微力なお手伝いしか出来ておりませんが、デジタルボランティアなら(内容にもよりますが)、スマホさえあれば今すぐ始めることも出来ると思います。『ボランティアに興味があるけれど、なかなか腰があがらない。』そんな方がこれを読んで、ちょっとやってみようかな、と言う気持ちになっていただければ本当に嬉しいです。


デジタルボランティア F




閲覧数:813回

Commentaires


bottom of page